
こんばんは!
木下純平です。
先日、国際通貨基金(IMF)から2019年の世界経済見通し(WEO)の四半期改定が出ました。
フィリピン不動産など少しだけグローバル投資に足を踏み入れている私としては、こういったマクロ動向も気になります。
(蛇足ですが、身銭を突っ込むとイヤでもこういった情報が気になるようになります。実際に投資することは、何よりも効果的な経済の勉強方法かもしれません。)
先日、アジア開発銀行(ADB)からアジア新興国のGDP成長力予測が出て、フィリピン経済見通しについては比較的ポジティブに受け留めました。(以前のブログもお読みください→アジア開発銀行によるアジア成長予測をチラ見!)
今回、IMFによるフィリピンやアジア地域の経済見通しはどうなのかな?ということで、IMFのHPからレポートをさらっと見てみました。
ASEANのGDP予測!
IMFのWEOを見ていって、まずASEAN原加盟国5か国(インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、シンガポール)のGDP予測を見つけました。
見てみると、
5.2%(2018年実績)→4.8%(2019年予測)→4.9%(2020年予測)
と、2019年予測は2018年に比べてガクッと一旦落ち込むものの、2020年には持ち直すとの予想。
ただ今年の4月時点での同じ予測が、
5.2%(2018年実績)→5.1%(2019年予測)→5.2%(2020年予測)
そして今年の7月時点では、
5.2%(2018年実績)→5.0%(2019年予測)→5.1%(2020年予測)でした。
先日のADBの見通しもうそうでしたが、改定のたびにだんだん落ちているのが少々気になります。
日米貿易摩擦が予想以上に影響
主な要因はやはり貿易や地政学的な情勢の不透明感からの世界的な経済減速だそうです。
関税の引き上げや貿易政策をめぐる長引く不透明感が世界的に投資と需要を抑制してしまっているとのことで、そのあたりが漏れなくASEAN諸国にも響いてきているのだなと。
よく新聞等にも出ている米中貿易摩擦の影響が大きく影響しているだろうな、と素人ながらに感じています。
安心材料も見つけました!
一方、何か安心材料はないのかな?と更にWEOを読み進めていくと、、、
見つけました。
前の方にASEAN5か国それぞれのGDP、物価指数、失業率がありました。
フィリピンGDP!
私が推しているフィリピンはというと、GDP成長率
6.2%(2018年実績)→5.7%(2019年予測)→6.2%(2020年予測)、
さらに2024年は6.5%と、
ASEAN5か国の中でもベトナムに次いで高い数字。
フィリピン失業率!
失業率に至っては、
5.3%(2018年実績)→5.2%(2019年予測)→5.1%(2020年予測)と、
むしろだんだん良くなっていく予測。
インドネシアの数字も同じような傾向でしたが、ことフィリピンでは堅調な労働環境を想像させてくれます。
フィリピンには(私は)強気です!
新聞にも概要が記事にされておりましたが、実際の原文までアクセスしてみると私が知りたい細かい地域情報などもあり、全体の受ける印象がすこし変わってきます。
やはり、フィリピンプレビルド物件に先行投資している私としては、またひとつ安心材料を見つけた。
希望的観測かもしれませんが、そんな印象でした。(以前のブログもお読みください→フィリピンプレビルド物件投資_経過報告)