
こんばんは!
木下純平です。
先日ある新聞記事を読んで、個人ローンに対する姿勢が金融機関ごとに全く違うことを改めて感じた、というお話です。
フリーランス向け住宅ローン開始!
それは、ソニー銀行が国内初のフリーランス用住宅ローン商品の取り扱いを始める、という記事。
投資向けローンではなく実需に伴う住宅ローンであるため、不動産投資を行っており、かつサラリーマンである私が直接この恩恵を受けることではなさそうです。
でも、幅広く金融機関による個人向けローンの門戸が広がる、という意味で大変興味を持ちました。
条件は多少厳しめか?
記事によると、これは会社などに属さずフリーランスで働く人を対象とした住宅ローン商品で、関連の人材仲介会社と連携したもの。
この会社に登録する経験が3年以上の人が対象とのことです。
これまでの住宅ローンでは勤続年数2年以上が一般的な条件だったのに対して3年以上の登録期間を求めたり、
貸し倒れリスクの幅を金利に反映させたりするらしく、通常の住宅ローンよりも多少条件は厳しくなることを予想します。
でも新しいスキームができること自体は大変喜ばしいことと思いました。
ハードルが上がったと思っていたが、、、
昨今のニュース等によると、私は一時期に比べ逆に個人ローンの門戸が狭くなったように感じておりました。
特に投資向けアパートローンについては、様々な不正問題があったり、長引く低金利で金融機関も儲けが薄くなったりで、かつての積極的な融資姿勢は完全に終息したものと思っておりました。
アグレッシブなところもある!
ところが、今回ソニー銀行が個人向け住宅ローンに対し積極姿勢に転じたことはある意味衝撃でした。
このご時世、他の金融機関が門戸を狭める中、逆に積極的に個人ローンに取り組むなんてアグレッシブな戦略を取る金融機関もあるのかと。
同じように、以前には別の金融機関で、投資用アパートローンでは通常最大貸出期間35年だったところを、一定の条件をクリアすれば最大45年貸し出すという積極的な姿勢を見せていたところもありました。
ローンのことはわかっていなかった!
私は金融機関勤務25年超でも、直接ローンを取り扱う業務経験とは縁遠かった。しかも、自分が不動産投資を始めるまではほとんどローンを組んだことが無かったので、金融機関のローン事情をよくわかっておりませんでした。でもこのように、同じ時期でも金融機関によって姿勢はまちまちであることがわかりました。
金融機関にアプローチしたい!
私は、今後さらに不動産投資を増やしたいと思ったり、そのチャンスに巡り会った時に備えるべく、適切に金融機関の姿勢を見極めたうえで積極的にアプローチしていきたい。
それが融資獲得の成功の秘訣だと思いました。