
こんばんは!
木下純平です。
前回は、都心・中古・ワンルーム投資について、私が所有している部屋に関しては今のところ賃料上昇傾向である旨、実例でお伝えしました。
それが、将来のお金の不安を軽減するために、都心・中古・ワンルームマンション投資が非常に効果的と私が考える一つの理由でもありました。
今回は、賃料が上昇傾向であることのみならず、今後の賃貸需要についても楽観視している、という点について書きたいと思います。
人口減でも都心ワンルーム需要は強い!
昨今、新聞・ニュースなどでは、日本の人口減やそれに伴う空き家問題が声高に叫ばれております。
確かに日本全体で見れば、労働人口の減少にもつながりますし、非常に由々しき事態というのは理解できます。
でも、東京都心ワンルームマンションの賃貸需要という点に限れば、あまり関係はなさそうです。
私がそう考える理由は、地域別に見たとき東京の人口は全く違う動きをしているからです。
20年以上は今の人口が維持される!
例えば、東京都が発表した予測では2025年までは東京都の人口は増え続ける、とのこと。
その後ピークアウトしたとしても、2040年でも1300万人超と今と同じようなレベルは維持する見通しとのこと。
飽くまで予想とはいえ、20年以上今と同じレベルの人口が維持されるのであれば、人口問題に関しては、都心ワンルームの賃貸需要への影響は軽微だろうと考えております。
東京都の推計以外にも理由はいくつかあります。
若い人の東京人気は続く!
まず、特に若い人が東京に向かってくる動きには当面変化はないだろうと思う点。
地方創生などで地方移住者が増えてきているとはいえ、若者の東京志向は依然として根強いのではないか。
そして、その若者は普通ファミリータイプよりも、賃料の安いワンルームタイプの賃貸を好みます。
遷都されて、首都が東京以外にでもならない限りはこの傾向は続くと考えます。
単身世帯の増加!
次の理由に、未婚者の増加や晩婚化などによって人口が減っても単身世帯は増えていくと見ている点です。
単身の方もやはり通常はワンルームマンションを好むでしょう。
外国人による賃貸需要も強い!
また、外国人による賃貸需要も下支えとなっております。
現に外国人の労働者、留学生の賃貸申し込みも増えており、私の物件でも留学生や語学学校講師などの外国人による賃貸が3割程度を占めております。
この辺りは、都心ならではの賃貸需要なのかもしれません。
中古ワンルームの希少価値!
さらに、都心にワンルームマンションを建て辛くなってきている点も、今後の希少価値という観点で非常に貢献すると思います。
25㎡に満たない広さのワンルームは新築できない、などのワンルームマンション規制が強まってきております。
広くなると、その分部屋数が減りますし、同じエリアの中古に比し家賃を上げざるを得ない。
私が所有しているような中古物件は20~22㎡が中心ですから、その分家賃を安くすることができ、テナント獲得の競争力も強くなります。
このように、今のところ都心・中古・ワンルームマンションは、実体験からみても非常に堅実な投資と言えるのではないかと思っております。
但し、飽くまで投資ですから当然リスクもあります。 次回以降は、都心・中古・ワンルームマンション投資のリスクについて考えてみたいと思います。