
こんばんは!
木下純平です。
私は将来のお金の不安を少しでも軽減するために都心・中古・区分ワンルームに特化した不動産投資をしております。
(以前のブログもお読みください。→不動産投資に挑戦!)
手間をかけずにじっくりと!
中古とはいえ都心物件なので購入価格が比較的高く当初利回りは低いのですが、根強い賃貸需要と底堅い家賃収入で時間をかけながら地道に純資産を増やしていく、そんな戦略です。
この戦略のポイントは、手間がかからずサラリーマン稼業にはほとんど影響しない代わりに、10〜20年以上かけてローンを返済し純資産を作っていく超長期戦略である、という点です。
入居契約の減少!
先日、この超長期戦略を取る上で非常に気になる新聞記事を見つけました。
賃貸住宅の入居契約数が減っており、不動産仲介業者の倒産が増えている、という記事です。
首都圏で、物件の新築/中古、マンション/アパートの区分を問わず、いずれも成約数は大幅に減っているらしい。
年度末で入学や転勤といった需要が増える3月でも昨年は前年比13.5%も減ったとのこと。
新聞記事は、これにより不動産賃貸業者の倒産が増えていることに警鐘を鳴らすという主旨でしたが、
不動産投資家にとっても心に留めておかねばならない重要な事象と思いました。
不動産投資家にも重要な事象!
成約件数が減っている要因として挙げられていたことは、一つは働き方改革で転勤が抑制されていること。
転勤のあり方を見直す動きが強まっているとのことです。
また主要な借り手である学生も、首都圏では地方出身者が減少している流れとのこと。
引越し業者の人手不足なども要因に挙げられていました。
一方で伸びているのは、、、
一方その代わりに伸びているのが月極の格安ホテルなどです。
これは個人投資家としては成約件数が減少している問題解決のヒントになるような気がしました。
普通賃貸借や定期賃貸借がダメなら、家具・家電付で敷金など初期費用を抑えられる月極マンションに転換する。
業務委託も面白そう!
以前、区分ワンルームオーナー向けのどこかのセミナーで、インドのOYOとホテル業務委託契約を結び、家賃の代わりに業務委託料をもらう、という運用方法があると聞いたことがあります。
チラッと聞いただけで中身についてしっかり検討したことはないのですが、将来的な解決策として面白そうだな、と思いました。
時代時代にマッチした運用を!
記事には更に、
既存物件の入居率は高いとか、
現状の住まいを契約更新するケースが増えている傾向だ、
とか区分ワンルームオーナーにとって安心できる材料もありました。
これらは私の実感ともマッチします。
(以前のブログもお読みください→都心ワンルームの根強い賃貸需要!)
ですので急いで何か対策を打つ必要があるとは思えません。
しかし、私の戦略は今後何十年も保有して年金がわりにしていく方法です。
将来何が起こるか分からない点はこの戦略の大きなリスクと言えます。
今は良くても今後の備えとして常にマーケット動向をチェックし、時代時代に柔軟に対応していくことは大切だなと思いました。