
こんばんは!
木下純平です。
2つの管理会社
区分ワンルーム投資で不動産賃貸管理業を担っていると2つの管理会社とお付き合いすることになります。
建物管理の会社
一つは建物自体の管理や管理組合を取りまとめてくれる管理会社です。
こちらとは定期的なマンション組合総会で委任状のやり取りをする程度で、私は直接的にはあまりコミュニケーションをとったことはありません。
私のように超長期戦略で区分ワンルーム投資をしているケースでは、建物の維持管理が生命線のようなものなので建物管理会社は非常に重要です。
(以前のブログもお読みください→都心・中古・ワンルーム投資の出口戦略)
ですが、今のところ私はこちらにはあまり積極的に参加せず、管理会社に任せっきりにしてしまっております。
ひとつ今の反省点です。
テナントとオーナーの仲介役
もう一つは、テナント募集など入居者とオーナーとの仲介役をしてくれる管理会社です。
こちらとは、私はテナント募集や賃料決定でよく電話等でコミュニケーションをとります。
今回はこちらの管理会社について気づいた点を整理してみたいと思います。
カラーがあります!
毎年この時期は私が所有している物件のテナントさんとの契約満期がいくつか重なっていることもあり、
退去連絡や契約更新などで賃貸管理会社の担当者と主に電話でのコミュニケーションが増えます。
私は賃貸管理について2社にお願いしてるのですが、それぞれ更新の時の対応についてカラーがあることがわかりました。
安定の大手!
1社は業界大手で、不動産を購入した会社です。
こちらはさすがに大手だけあって、
テナント付けは早いし、
レントロール資料などもしっかりしています。
これまでの契約や修繕等々の履歴も整備されたWEBサイトを通じていつでも見れるので、非常に便利です。
一つ不満もあります!
但し、一つだけ不満があったのは、テナント付けの際の賃料決定に際し、賃料引き上げにあまり積極的でなかったことです。
当初はあまり気にならなかったのですが、一向に上がらない賃料に年月が経つにつてれ少しづつ不満に感じるようになってきました。
そこである時、物は試しということで、いくつかの物件について賃貸管理会社を他社に変更してみました。
アグレッシブな中小!
こちらは大手ではないものの、業績好調のようで社員が急増するなど非常に勢いを感じる会社。
もともと、別の物件で1戸管理をお願いしていたのですが、そのほかにも追加で数戸お願いしてみたのです。
賃料引き上げにも積極的!
すると、以前から気にしていた賃料引き上げについて、非常に積極的に対応し、結果を出してくれました。
賃貸付のスピード観も全く変わりません。
たまたまエリアが良かったのか相場が良かったのかはわかりませんが、
想像を超える賃料アップを連発してくれたことは驚きでした。
担当者とも仲良くなれます!
担当者はいつも同じで、話していくうちに段々と気心が知れるような信頼感を構築できてきているのも大手にはない良さです。
私のような素人の色んな悩みも聞いてもらっております。
デメリットもあります!
もちろん、良いところばかりではありません。
オーナー向けウェブサイトなんてありませんので、資料関係や過去履歴は基本オーナー自身での管理が必要です。
また、私に対していつまでこのきめ細かいサービスを続けてくれるのか、将来へのリスクはもしかしたらあるかも知れません。
気心知れた担当者が一生面倒見てくれるというわけではありませんし。
管理会社もリスク分散!
以上のように、大手は大手の良さがあるし、中小は中小の良さがあります。
安定をとるかアグレッシブさををとるか?
私は今のところどちらか一方に決めることは出来ずに両方に相場を張っている感じです。
この状態がうまくいく限りは、当面は管理会社に対しても、投資同様にリスク分散していこうかな、と考えております。