
こんばんは!
木下純平です。
不動産投資をしていると避けて通れないのが確定申告です。
e-taxなど電子申告も整備されており、自分でされる方も多いと思います。
私の場合は、それでも結構手間なので、基本的には税理士さんに全てを委ねております。
私は完全一任です
自分でやることと言えば領収書などの証憑集めくらい。
それを税理士さんに送るだけ。その後、メール等で質問などやり取りはしますが、基本的には申告書作成まで代行してくれます。
完全に一任です。(もちろんコストは発生します。)
経費計上のしかたなど、当然ですが引き出しも豊富で、アドバイスもたくさんいただけます。
税制も毎年頻繁に変わるので、素人が見よう見まねで申告書を作成するより、頼りになる税理士さんに一任した方が正確だし、私自身の時間の節約にもなると思っております。
自分の時間を捻出する
任せられるところはできるだけ任せて、自分の時間を捻出する。
都心・中古・ワンルームマンション投資で、手間をかけずに将来のお金の不安を軽減するのと同じ発想で、確定申告も税理士さんに委ねております。
少し気持ちに変化が芽生えました
ところが、最近その考えにも少し変化が生じてきました。
先日、新聞記事で「税理士ミス 訴え頻発」という見出しの記事を見ました。
税理士さんが顧客から税優遇などの受け損ないなどのミスで訴えられるケースが頻発している、とのこと。
そして、そういった訴訟リスクなどに備えて、税理士さんが加入する賠償保険の支払いは件数、金額ともに5年前の2倍に膨らんだ、との内容でした。
自分でも理解しておかないと
この記事を読んで思ったのが、やはりある程度自分でも理解しておかないといけないな、ということ。
そして、先日、偶然にも時を同じくして私の申告書について、ある人から指摘をされる、ということがありました。
公認会計士の知り合いと、会計計上や税務処理について会話をしていた時におかしな点を見つけていただいたのです。
もし、この会計士さんの仰ることが正しいとすれば、ある税優遇措置を適用することができ、私にとって有利な申告になるはずなのだそうです。
私にとっては完全に寝耳に水でした。
複雑化する税制
これまで先述の通り、信頼のおける税理士さんにお願いしているということで、自分では特にチェックもせず完全に任せっきりの状態でした。
でも、税制度は非常に複雑で、内容もコロコロ変わります。
(以前のブログもお読みください→ついに終わりか?海外住宅投資節税!)
最後は自分に返ってきてしまう
税理士さんといえどもスーパーマンではありませんから、新しい制度をフォローし損ねたり、漏れが発生したりも当然ありうると思っております。
そんな時、結局被害を被るのは私自身です。
ですので、これからは今までのように税理士さんに完全一任ではなく、自分でも作成するくらいの気構えが必要だと思いました。
確定申告について税理士さんに一任しながらも、自らもチェックし、アンテナ高く最新情報を収集する。
ここでも投資は自己責任の気持ちを忘れずにいることが大事、と思いました。