
こんばんは!
木下純平です。
今回も新聞記事から、海外不動産投資にはやっぱり様々なリスクがあるなぁと感じたお話です。(日本でもこういったことってあるんですかね?)
建築許可取り消し!!
米ニューヨーク・マンハッタンの高層マンションについて、ニューヨーク州の裁判所が高さ制限を理由に建築許可の取り消しと上層部分の撤去を命じた、と言う件。
景観保全を目的とする地元団体などが開発に反対していたらしいのですが、デベロッパーは上訴を準備中だそうです。
多くの投資家がいるのでは?
想像するに、こういった物件は投資的観点で購入した投資家も多いのではないでしょうか?
投資家の方々の心中を察するに、今後の行方に相当やきもきされていることだろうと思います。
プレビルドのリスク!
新築をプレビルドで購入した場合、工期の遅れを含めキチンと仕上がるかどうかという建築リスクがあります。
不動産素人の私からしたら、販売を終えてお金も払ったのに完成しないなんて、そんな馬鹿げたことがあるのか、と以前は思っておりました。
でも不動産投資を進めていく中で、諸先輩方の話などから意外とそういった事例が多いことを知りました。
今回のニューヨーク物件のように、これまで順調に建築されていたにもかかわらず、後から撤去を言い渡されると言う事もあるなんて、建築リスクは最後まで蓋を開けて見ないとわかりません。
一度認可が下りて建築されたものの、こんな後出しジャンケンのようなことが実際に起こるのか。ゾッとします。
私も1戸所有してます!
私は、将来のお金の不安を解消する目的で都心中古区分ワンルームマンション投資をしております。
それとは別に、短期的な収益獲得を目的にした海外不動産投資もひとつだけ所有しております。
(以前のブログもお読みください→フィリピンプレビルド物件投資_経過報告)
フィリピンにスタジオタイプのプレビルド物件を3年前に購入しました。
工期は遅れているものの建設は比較的順調に進んでいるようで、8割方完成していることが、定期的にアップデートされる販売業者のホームページから見て取れます。
たまたまラッキーなだけかも、、、
ホッとひと安心しているところなのですが、
今思えばここまでたまたま上手くいってラッキーだったとしか言いようがないと思いました。
事前準備は不十分でした、、、
契約当時は国内不動産投資を始めたばかりの時期で、今以上に不動産投資の怖さをわかっていなかったです。
金融機関から条件の良い融資が引き出せたためにこのプレビルド物件の購入に踏み切ったのですが、事前の検討が足りなかったことは否めないです。
場所が良いと言うだけで、デベロッパーの信用度もほとんど事前チェックせず、販売業者の説明だけを鵜呑みにしていました。
今なら様々なリスクを恐れて手を出せていないだろうとさえ思います。
魅力も多い海外不動産投資だけど、、、
しかも今回のニューヨーク物件のように建設リスクをクリアしたとしても稼働まではなおハードルがありそうです。
海外不動産投資は利回りもよく非常に魅力的な投資に映るのですが、それだけではなくそれなりに高リスクであると言う事も肝に銘じてこれからも投資をしていきたい。