
こんばんは!
木下純平です。
法人設立からスタート!
私にとっての不動産投資の始まりは、法人名義で区分ワンルームマンションを現金購入したところからでした(今となっては考えづらいやり方ですが、、、)。
そして、その法人もこの5月に無事3期目決算を完了。
わずかではありますが法人税納付もいたしました。
起業したい!がきっかけ
なぜわざわざ初めから会社を設立したかというと、
とりあえず起業自体を経験してみたかったという興味と、
不動産賃貸業のみならずサービス業も営み会社を成長させるという経験をしてみたかった、
ということが理由です。
この目標を達成するために、3年前に合同会社を設立し、同時に不動産投資もスタートしました。
3年を振り返ると、、、
この3年を振り返ってみると、
法人設立のサイトから見よう見まねで書類を準備したり、
法務局や税務署を訪れたり、
税理士さんを探したり、
とりあえず起業を経験する、という一つ目の目標は達成することができました。ワクワク感を味わえて大変満足でした。
会社経営は難しい
一方、会社を成長させる、という2つ目の目標はまだ道半ばです。
現在は正直思ったように業績は伸びていません。
その後不動産は増やせていないし、
サービス業はそれなりに順調ではあるものの、ロットが大きくなく、満足いくまでにはいまだ稼げていません。
会社経営の難しさを痛感しているところです。
もちろん節税もできれば!
もちろん節税効果も享受できればいいな、という思いも当然ありました。
一般的には、不動産賃貸業を個人で大きくするよりも、
法人で大きくしていった方が様々な節税手法により効果的にキャッシュフローを生み出すことができます。
経費計上の幅が広がることによる節税対策や、法人の方が個人よりも税率が低いことによります。
結局は個人が早かった!
しかし、2戸目以降私が投資用不動産を買い進めていく上で、結果としては、全て個人名義で所有することになりました。
理由は法人融資の獲得が難しかったからです。
個人の属性を使った方がローン審査が簡単かつ迅速。競争の激しい区分ワンルームをスピーディーに獲得するためにも、個人名義で買い進める結果となったのでした。
知識と経験という副産物!
そして実際に不動産投資を進めるにつれて、当初わからなかったことをより多く学ぶこともできました。
例えば、当初法人で目指していた節税メリットについて、個人所有でも税務上の事業規模を認められると、法人を作らなくても、経費計上の節税メリットはある程度享受できます。
税率は個人の方が法人より高いままですが、
そこまで行かない規模であるならば、
わざわざ急いで法人設立の必要はなさそうだな、と最近は思っています。
法人設立や維持するにもコストがかかりますしね。
ここからは法人で勝負!
しかしながら、私が今後さらに不動産を増やしたい場合、
法人融資がポイントとなるのではないか、
とも考えております。
(今まで法人融資を獲得できた実績はございませんが、、、)
個人の属性によるローン枠を使い切ってしまった今、
法人のクレジットも味方につけて融資を獲得するしかない。
もちろん、個人の属性や法人のクレジットのみならず、
金融機関の融資姿勢や時代背景など、
投資家側ではどうにもできない事情によるところも相当大きいかと思います。
しかし、今後時間が経ってローン残高が減り、その分の個人の融資枠だけを再利用できるよう待つよりも、
法人融資も再度トライしクレジットを増やすような投資をしたいな、と考えております。