
こんばんは!
木下純平です。
不動産でこの議論は付き物ですね。
私自身、投資用不動産を買い進めている中でこの問題もよく考えさせられます。
そこで今回は自宅について、持ち家か賃貸か?自分なりに整理してみたいと思います。
私は持ち家派です!
結論から言うと、私は自宅について持ち家派です。
理由は、長い人生における資産形成として不動産は非常に有効な投資先であり、自宅についてもできれば不動産投資の観点で所有したい、と考えているからです。
色んな議論がありますが、、、
持ち家派か賃貸派か?ではよく次のような議論が聞かれます。
1.持ち家はローンを払い終わってしまえば資産が残るが、賃貸は家賃を払いっぱなしで何も残らない。(持ち家派の意見)
2.長い人生では家族構成や収入などの変化は避けられず、そんな時に臨機応変に対応できるよう身軽な賃貸の方がいい。(賃貸派の意見)
その他にも、持ち家だと定期的に修繕費などが掛かるが、賃貸では新しいところに引っ越してしまえばいいからコスト安だ、とか、
持ち家はサラリーマンのロマンだ!、とか様々な議論がなされると思います。
こういった問題は確かにあるけど、受け止め方は人それぞれ、結局ケースバイケースで普遍的な答えはない、ということだと私は思います。
比較しているうちは答えは出ない!
私も、そういった問題の特別な解決方法など知っているわけではありません。
そして、そもそも両者のメリットデメリットを比較しているうちは結論は出ないとも思っております。
従って、何か個別の事情で所有したい思った人は持ち家、
決定的な理由がなく将来の不確かなリスクを排除するという考えの人が賃貸、
ということだと思います。
私が未だ借家住まいの理由
かく言う私も現在実は賃貸住まいです。
10年以上前に一度自宅を購入した経験がありますが、その後転居を伴う仕事の関係で売却してしまいました。
それから現在までずっと賃貸住まいです。
ではなぜ持ち家派なのに未だに賃貸住まいなのか?
一言で言うと、投資の観点で、これまで買い進めてきた都心・中古・区分ワンルームマンションを上回るような魅力的な居住用物件に出会わなかったからです。
これまでも書いているように、私は将来のお金の不安を軽減するために確定拠出年金などで金融商品を地道に積み立てていることに加え、
都心・中古・区分ワンルームマンションを利用した実物不動産投資を進めております。
都心・中古・区分ワンルームマンション投資の有用性は別のブログをご覧いただけると嬉しいですが、
もし、これを上回るような魅力的な居住用物件を私が見抜くことができていれば、買っていたかもしれません。
(以前のブログもお読みください→漠然としたお金への不安ってありませんか?)
例えば、はやりの湾岸エリアなど、今は割高かもしれませんが、10年くらい前にもし将来的な上昇を見抜いていれば買っていたかもしれません。
完全に結果論ではありますが、あの時買っていれば今ならかなりの高額で売れそうです。
私の実家だってそうです。
40年近く経っても当時の買値より下回ることはないようです。
その後高速道路のインターができたり、鉄道が整備されたり様々なインフラの変化があり値段が下がらないみたいです。
「持ち家は資産が残る」について
先ほど挙げた1.の議論、持ち家はローンを払い終わったら資産が残る点について。
結局これは資産価値に対するコストの問題で、
持ち家だろうが賃貸だろうが住むことにコストがかかることはどちらも同じ。
ローンを払い終わったら自分のものになるといったって、
それまでにたくさんのローン利息など割高のコストを払っていたとしたら、決して得ではなく前倒しでコストを払いきってしまっただけ。
結局、購入するときに将来的な資産価値の上昇を見抜いていれば割安だったということになるし、見抜けなかったら、いざ売却してもローンが残ったりする。
賃貸で賃料を払い続けていくとしても、割安の賃料であればずっと払っていてもそっちが得かもしれないですし、、、。
「環境変化に臨機応変に対応」について
先ほどの2.の流動性の議論も、割安で購入できていれば持ち家だって問題ありません。
後々状況に変化が生じて売らなければならなくなったとしても、資産価値が上がっていれば簡単に売れるし、残債をなくすことだってできます。
実際にそうやって上手に遣り繰りしている友人は私の周りに意外とたくさんいます。
難易度は高いですが、、、
以上、簡単に書いちゃいましたが、これは相当に難易度が高いということは理解しています。
私は不動産素人ですし、これまで相場観が必要な難易度の高い不動産物件取得は避けた方がいいと思っておりました。
不動産は素晴らしい投資!
しかし、都心・中古・区分ワンルームマンション投資を進めていくうちに、改めて不動産投資のすばらしさを認識するようになりました。
自宅も投資的観点で吟味!
よく自宅購入は投資とは別物で、資産価値よりも住みたいところに買えばいい、という意見を聞いたりします。
でも私は、投資だろうが実需だろうが、不動産取得は同じように投資的観点での吟味が不可欠と考えます。
買えるときに買っておく!
そしてこれからの資産形成には、金融商品だけではなく、自宅を含めた不動産投資が非常に有効になってくるのではないかとも思っております。
そういう意味で、実需であろうが投資であろうが割安不動産見つけたら、買えるうちに買っておくべき、というのが私の考えです。