
こんばんは!
木下純平です。
前回に引き続き、今回もローンのお話しです。(前回ブログはこちら→実体験に基づく不動産投資ローンへの思い)
区分ワンルーム投資で自分の融資枠を使い切ってしまった状態で、住宅ローンは使えるのか?
ともすれば、不動産投資が足かせになりかねないこのテーマで、私の最近の実録をお話ししたいと思います。
低金利ローンを増やしたいな!
自分の属性からの投資ローンの枠を使いきってしまってから2年以上経過しました。
一方、世の中は引き続き低金利の状況で、この先も続きそう。
ですので、もう少し借入れのレバレッジを使った不動産を増やしたいな。
そんな思いでおりました。
なんとか融資を引き出せないかな?
2年間の返済分くらいは空き枠があるかな?
○○銀行の超長期投資不動産ローンはだめかな?
とかいろんな思いがあり、ワンルーム投資をトライしてみましたが、フルローンは謝絶の連続。
大幅な減額ならOK、ということで、
まさしく2年間の返済分のみ可っていう感じで、大きく自己資金を使わなければならない状況。
あなたのクレジットはここまでです!
と明確に言い渡されたような感じで、仕方がないな、とずっとあきらめておりました。
やはり、金融機関によるワンルーム評価は厳しいな、、、と。
住宅ローンならいけるかな?
そんなある時、ふと、投資ではなく、住宅ローンはどうかな?と思うようになりました。
もちろん、いま問題となっている投資目的で住宅ローンを利用するのではなく、本当に家族の居住目的です。
私は現在賃貸マンション住まいで、毎月賃料を払っている状況です。
資産価値、将来性の観点からいい物件が出て、低金利ローンが組めるのであれば、いい追加投資にもなるのではないか?
そんな思いから、ある新築マンションの購入・住宅ローン借入審査にトライしてみました。
結果は、、、?
6戦0勝5敗1引分け、といった感じでしょうか。
基本的には、多額の不動産投資ローンがネックとなり謝絶がほとんど。
1社は、大幅な減額ならOK。
但し、融資実行までにその他の不動産投資ローンなど一切追加しない事、という条件付き。
別の1社は、今回保留で、融資実行直前に再度審査する、という所もありました。
という結果でした。
不動産投資ローン審査でも同様の結果が出ていたための、予想通りといえばその通りでしたが、
今回投資物件ではなく、自宅購入目的で、月々返済額が現在の家賃の範囲内になる、ということでわずかな期待を持ってトライしたものの、惨敗でした。
フラット35でも、、、
また、この中にはフラット35も含まれております。
私自身はあまり調べてはいないのですが、不動産関係の知り合いから、
フラット35に関して投資ローンは全く見ないから大丈夫だと思うよ!
などと聞いておりましたが、
さすがにここまでローンを抱えているサラリーマンに対しては話が違ったようです。
自宅であれ、投資物件であれ、基本的には私のクレジットには何ら変わりがないので、当然ですよね。
私が審査員だったとしても、同じように考えたと思います。
ここでもやはり、都心区分マンションの収益性に対する金融機関審査の厳しさを痛感しました。
自宅が欲しい方は要注意!
不動産購入を検討する場合、自宅購入であっても投資用不動産であっても、自分が欲しい物件、というよりは物件自体の資産価値を主眼に購入判断、投資判断をすることが重要かと思います。(以前のブログもご覧ください→サラリーマンがそんなに借金しても大丈夫?)
でも、もし資産価値も抜群で、自宅にして居住もしたい、という物件が現れた場合、都心区分ワンルームマンション投資が足かせになるんだな、という今回いい勉強になりました。