
こんばんは!
木下純平です。
先日、世界銀行から2020年の世界経済見通しが出された、と新聞記事で見つけました。
これまでは特に気に留めたこともなくスルーでした。
マイナス5.2%成長!?
でも今回は「世界経済マイナス5.2%成長」という衝撃的な見出しであったことや、
私自身も短期・中期目的で唯一海外不動産投資をしているフィリピンの情勢が気になっているで、少し真面目に中身を見てみようと思いました。
戦後最悪の景気後退!?
マイナス成長の要因はいわずもがなコロナの影響です。
新聞記事によるとコロナの動向次第では、景気見通しはさらに引き下げられる可能性があるとのこと。
また、「第二次世界大戦後最悪の景気後退」などなどネガティブワード満載の記事に、私自身ますます気持ちが落ちます。
世界銀行サイトもチェック!
WEBで世界銀行のサイトに訪れると、世界経済見通しの全ページをダウンロードすることができます。
さらに世界地域ごとの成長率もひとめで見られます。
東アジア・太平洋地域は?
私が気になるフィリピンが含まれるのは“東アジア・太平洋地域”という欄。
2017年実績から2021年予測まで5年間の経済成長率を見てみると、6.5→6.3→5.9→0.5→6.6%成長。
やはり2020年は0.5%成長と前年までと異なりガクンと落ちる(これは1967年以来最低とのこと)。
そして翌2021年に6.6%成長に戻る。
こんなシナリオでした。
最悪の数字であることには変わらないのですが、他地域に比べると2020年はそれでも唯一のプラス成長を維持している。
そういう意味では東アジア・太平洋地域は「ほかの地域に比べるとまだまし」。こんな印象でしょうか。
フィリピンは?
さらにサイトを読み進めていくと、EXCELデータをダウンロードすることができます。
そのファイルは、世界地域からさらに掘り下げた国別の成長予測が見られます。早速フィリピンを見てみたところ、
2017年から2021年まで順に、6.9→6.3→6.0→▼1.9→6.2でした。
さすがにフィリピンでも2020年は▼1.9%成長の予測で、ほかの地域も軒並みマイナス成長でした。
東アジア・太平洋地域のプラス0.5%成長は、中国やベトナム、ミャンマーのプラス成長が寄与したようで、フィリピン自体はあまりよくない予想です。
ポストコロナは6.2%成長!!
それでも2021年は6.2%と2019年を上回る成長率との予測なので、これからしばらくはこれを拠り所にするしかないかな、、、と。
私は、将来のお金の不安を少しでも軽減するために、サラリーマン収入をメインに置きながら、他にも複数の収入源を作ろうと様々な対策を講じております。
その一つが、都心・中古・区分ワンルームマンション投資です。
そしてそれ以外に、短期中期投資としてフィリピンプレビルド不動産にも3年前に投資を始めました。
うまくいけばこの年末には完成引き渡し、その後テナント募集を開始して来年前半にはテナント収入が発生するかな?などと青写真を描いていました。
でも、自分自身でもっと悲観シナリオを覚悟する必要がありそうですね。