
こんばんは!
木下純平です。
私は既に自身のローン枠を使い切ってしまい、ここ1~2年不動産を増やせておりません。
でも、やはり不動産が好きなのでメルマガなど情報収集は欠かさず、常に相場をチェックしております。
2割高くらいでしょうか?
都心・中古・区分ワンルームマンションのマイソクなど見てみますと、私が投資をしていた2-3年前と比べて、値段が上がっている感じです。
最寄り駅、駅からの距離、築年数、広さなどの主要項目が、私の所有物件と似通っている物件を比較してみると、ざっくり2割くらい上がっている印象です。
新聞・ニュース等で不動産高騰、などと粗い報道をよく目にしますが、高くなっているものがあるのは確かのようです。
今は買い控え時?
じゃあ、今となっては都心・中古・区分ワンルームマンションを買ってはダメなのか?
私はそうは思いません。
投資は目的が重要!
これまでに何度かお話ししていることですが、目的別によって同じ投資でも成功するケースもあれば、失敗ケースもある、という風に私は考えております。
投資の成否は購入から売却して手仕舞うまでのトータルの収支尻で勝負というのは言うまでもありません。
ポイントは保有期間!
同じ投資対象でも失敗するケースもあれば成功するケースもあるとは?
その心は、、、保有期間にあると思っています。
そして保有期間は、基本自分で定めることができます。
負けることが嫌なのであれば、極論すれば勝つまで手仕舞わなければいい。
10年でも20年でも、それ以上でも。
自分がどのくらいの保有期間に耐えられるか?
その時点でトータル負けているのに手仕舞って資金化しなければならない状況になったのは、
相場観というより自分の生活設計の読みが甘かった、という風に私は考えております。
法人ではなく個人であれば、損益を実現させるのは自分の判断だからです。
物件相場だけではない!
少し話が逸れましたが、申し上げたいことは、
相場がいくらか上がったからって、不動産に関してはそれが投資判断のすべてではない、ということです。
その投資はどういう目的か?
いつ頃果実をとっていくための投資なのか?
例えば、
すぐに高級車を買うためなのか?(短期)、
子供の教育費のためなのか?(中期)、
自分の年金の足しのためか?(長期)。
また、ローンを借りる場合は、
自分が何年くらい借りられるか?、
借入枠はどうか?、
今の金利が高いか安いか?、
などなど、物件相場以外にも考えるべき要因はたくさんあります。
そのトータルでみて買い時か?買い控え時か?判断する必要がある、という風に私は思っております。
私の場合は長期的目的!
例えば私の場合、都心・中古・区分ワンルームマンションに投資している目的は、完全に将来の年金の足しにするためです。
将来に果実をとるための投資です。
即ち、今は手残りが薄くても、できるだけ長く家賃収入を得られるような物件が出れば買っていました。
たった3年間のトラックレコードしかありませんが、今のところその目的に変化はありません。
ですので、短期中期で売るつもりは全くありませんし、2割相場が上がっても売らないのです。
もちろんリスクは残ります
但し、不動産投資の場合、震災等で建物が崩壊し賃貸業が成り立たなくなり強制退場させられるリスクは確かに残ります。
そのリスクと、何もしないで現金を持ち続け、老後それを取り崩しながらしか生活ができなくなるリスクとを天秤にかけ、私は不動産投資のリスクを取りました。
そんな風に考えることで、今、3年前より2割高くなっていても買っていいかどうか?の判断の助けにも多少はなるのではないでしょうか?