
こんばんは!
木下純平です。
先日の参院選直前に急に老後資金2,000万円不足問題が物議をかもしました。2,000万円の不足を政府が認めるとか認めないとか、
不足額は2000万円でなく5000万円だ、とかそれ以上だとか。
資産運用をしていない人は、どこかで金融資産が枯渇する、とかとか。
ただ人々の不安を煽るだけのような気がして、私はなんだかなぁと思っていました。
2,000万あれば安心なの?
それでは、逆に2,000万円や5,000万円、もしくはそれ以上持っていれば本当に安心感は得られるのかな?
私はそこが疑問でした。
なぜなら、身近なサラリーマンの諸先輩方を見ていてそうは思えないからです。
もっというと、退職金もそこそこ受け取り、
年金も比較的手厚い諸先輩方が依然としていろんな投資商品に手を出していく。25年以上金融機関に努める私が、コスト高だったり複雑すぎたりでなかなか手が出ないなぁと思うような商品がバンバン売れていく。
そんな状況に少なからず疑問を持っておりました。
収入が途絶えることへの不安感
なぜ、そんなことになるのか?
私は、ひとつには先述したようなただただ不安感をあおるようなニュース報道にも一因があると思いました。
とにかく早く何か動かないといけない、、、そういう思いにさせてしまう。
そしてもっと大きいのが、引退した人にしか気付けない強い不安感が存在することも知りました。
それは、完全に収入が途絶え、それまでの貯えを取り崩すだけの生活に入ってからの将来への強力な不安感でした。
いくら貯えがあっても同じ。
収入が途絶えること自体が不安にさせる、とのことで、
現役の私にはなかなか気付くことが難しい感情だと思います。
でも、諸先輩方が異口同音にそうおっしゃるので、実際には想像以上に強い不安感なんだろうな、、、と。
ストックよりフロー重視!
では、どうすればその不安感が軽減されるか?
これまでの様々な学びから自分なりの解釈をすると、
それはサラリーマンを引退するまでにいくらためておく、というストックの考え方よりも、
できるだけ長くチャリンチャリン収入を得るフロー重視の体制をいまから準備して整えていくこと。
これがポイントと思いました。
そのためにどうするか?
私はこんなことを心がけてます!
具体的な対策として私が実践しているのは以下です。
- 都心・中古・区分ワンルームマンション投資
意外感を持たれる方も多いと思いますが、怪しい投資商品よりもよっぽど堅く、継続的なチャリンチャリン収入が期待できる投資だと思っております。(詳しくはこれまでのブログもご覧ください→3年経ってどうなった?) - 確定拠出年金
昔から低コストのインデックス投信などによる積立ては好きで今も継続しております。これもチャリンチャリンですね。 - サラリーマンの本業のスキルアップ
投資による一攫千金で脱サラ、、、などという目標はそもそも性に合わないので、本業でできるだけ長くサラリーマンができるようにスキルアップはずっと継続して目指しております。やっぱりこれが基本です。 - 副業(複業)への挑戦
今のご時世もあり、本業以外に、こまごまでも着実に副収入を得られるような仕組みづくりにも励んでおります。 - そして最後はやはり健康な身体づくりです。
仕組みができたとしても、身体がついていかなかったら面白くないですよね。
だいたいこんな感じですが、これらは何れも一朝一夕で実になるものではありません。
継続は力なり!
日々の努力がいつか気づいたらチャリンチャリンの果実を生む、そんな地道な行動だと思っています。
なかなか成果を実感することがないと挫折しがちですが、
短期収益を謳った妙な投資商品に引っかかることなく、継続は力なり、の言葉を信じてこれからもストイックに頑張っていこうと思ってます。