
こんばんは!
木下純平です。
私は金融機関勤務25年超のサラリーマン不動産投資家です。
なぜそんなに借金をするのか?
私が不動産投資を始めてから4年くらいたちました。
自分なりに考えて、それなりに納得しながら投資をしているつもりなのですが、この問いかけについて、自分なりの考えを整理することに相当時間がかかりました。
(もしかして、しばらくたったらまた考えが変わっているかもしれません。)
すなわち、なぜフルローンで不動産投資をするのか?ということ。
10年前とは真逆の考え!
私は、普通のサラリーマンでありながら1億5千万円を超える多額のローンを今も抱えております。
私自身、10年以上前に自宅を購入するのに3千万円の借金を組むことさえびくびくしていたのに、、、です。
それが今となってはその5倍以上の借金をして、しかもリスクのある不動産投資を行っている。
10年以上前の私からは考えられない行動をとっております。
ローンはリスクの塊り!
当時はなぜざそんなに、ローンを恐れていたか?
それはひとえにローンは“リスクの塊”という思いがあったからです。
すなわち、いくら低金利でコスト安とはいえ、ローン返済には利息支払いが発生します。
ローンとは、マイナス金利でない限り、借りてしまえば借りた額以上を返済する、という仕組みです。
従って、不動産を購入するにあたって、できるだけ自己資金を投入しローン額は少なく、トータルコストは安くする、、、。
ということが10年以上前の私の考えでした。
それが、いつからかローンに対する恐怖がびっくりするくらい小さくなってしまいました。
それはなぜか?
ありったけの自己資金を投入し、できるだけ少ないローンで自宅を購入してから10年以上経った今。
金利の多寡にかかわらず、ローンはコストの塊、という考えは基本的には変わっておりません。
金利差で稼ぐ!!
でも一番変わったことは、金利差で稼ぐ、という考えを学んだことです。
すなわち、ローンで支払利息が発生しても、それ以上に収益を上げていればネットで儲かっていく、という考えです。
借金が増えてもそれを上回る収益を上げ続けていけば、当然ネット収入も増えていく。
だから借金をして規模を大きくしていきたくなるのです。
まさしく企業経営!!
これはまさしく企業経営と同じ考え方だと思います。
私もそうですが、サラリーマンは毎月の給与明細の手取り額(ネット)をベースに生活しているので、このグロスの考え方にあまり馴染みがありません。
ですからどうしても、サラリーの手残りの範囲内に支出を抑えようとするのです。
収入を増やそうという考えに中々至らないのだと思います。
収入にフォーカス!!
でもこれからは、支出を抑える、コストカットするだけでなく、サラリーマンであっても収入を増やすことにも注力すべきだと思います。
サラリーマンの本業による収入を増やそうとすることだけではどうしても限界があるので、不動産投資や副業による収入を増やすことも考えるべきだと思います。
最も後悔していること、、、?
これから資産形成をしたい人、特に若い世代の方々は時間もありますし、この考えは成り立ち易いと思います。
44、45歳で不動産投資を始めた私が唯一後悔していること。
それは、もっと早くこの考えに至り不動産投資を始めていればなぁ、という今となってはどうにもならない思いです。