
こんばんは!
木下純平です。
このところ、あらゆる資産のデジタル証券化に関する新聞記事が立て続けに目につきました。
資産のデジタル証券化が進むみたいです。
一つは、三菱UFJフィナンシャルグループが、国内で初めて不動産や社債などをデジタル証券化して取引する仕組みを作る、というもの。
知的財産権なども含めあらゆる資産を高度なデジタル技術で証券化し、国内外の機関投資家から個人まで買えるようにするということらしいです。
もう一つが、東海東京フィナンシャルホールディングスが、シンガポールのデジタル証券取引所に参画する、というもの。
アジア初の認可取引所の運営会社に出資し、日本企業による証券発行や投資家による売買の取次ぎを行う。
そして市場の急拡大が見込まれるデジタル証券の知見を積んで、国内でのデジタル証券取引システムの開設も視野に入れるとのことです。
デジタル証券化されると、、、?
いずれの記事からも共通して考えられることは、
これから不動産を含めたあらゆる資産のデジタル化が発達することで投資対象の幅が格段に拡がる。
そして取引単位の小口化や決済のスピードアップも加わって、個人含め投資家の幅も拡がり流動性が急速に高まる、ということです。
馴染みの薄かった実物資産投資!
これまで資産形成の手段として、私のような普通のサラリーマンにとっては不動産など実物資産に投資する、ということには馴染みが薄かったように思います。
金融商品への投資についてはよく聞きましたし取り組んでいる人も多かったが、不動産など実物資産への投資について実際に投資している人はまだまだ数は少なかったのではないでしょうか。
取引薄いし高いし、、、
その大きな理由には、不動産投資等実物資産の流動性の低さと取引単位の大きさがデメリットとしてあったと思います。
デジタル証券化で解決へ!
その二つのデメリットについて、資産のデジタル証券化は一気に解決の方向へ導いてくれるものと期待してます。
デジタル証券化商品なので、完全な実物資産とは異なります。
でも、既にある不動産投資信託(REIT)のような金融商品と併せて、世の中はこれまでの株・債券など伝統的資産だけでなく、不動産など実物資産も投資対象として世に広める方向に進んでいるように思えます。
ブロックチェーン技術も利用!
しかも今回はブロックチェーン技術を利用することで、これまでの証券化商品より更に迅速かつ手軽に取引が完結できるようになることが予想されます。
それによって、益々流動性が上がり、サラリーマンにとっても不動産等実物資産がより身近な投資対象になっていくのではないでしょうか。
人生100年時代の投資!
人生100年時代到来とか年金2000万円問題に象徴されるように、ここのところ老後資金についての心配事が一気に表面化してきました。
老後資金は出来るだけ年金を当てにせず、自分でなんとかするしかない。
そのポイントとして、サラリーマンである私は投資による副収入も一つの収入源として老後資金の不足分をカバーしようと考えております。
そんな私にとって、投資チャンスが広がるあらゆる資産のデジタル証券化は大変喜ばしいことです。
薄く広くリスクテイク!
豊かな老後を目指した資産形成で、これまでのような伝統的資産である株・債券のみならず、実物資産を絡めながらポートフォリオを構築していく。
私は既に金融商品を厳選し、都心・中古・区分ワンルームマンションにまで投資を広げました。(以前のブログもお読みください→不動産投資に挑戦!)
このデジタル証券技術を利用したあらゆる資産の証券化で、この先どんな投資ができるのか?
今から楽しみに待ちたいと思います。