
こんばんは!
木下純平です。
これまで、ローンを利用した都心・中古・区分ワンルーム投資の実録を中心にお話してきました。
良い面と悪い面、実際に始めてから3年間で既に色々な事がありましたが、
サラリーマンを本業として、
時間をかけながら地道に資産形成していく方法としては、他の積立投資同様に非常に有効であると思います。
しかしその結果、私は自分のサラリーマン年収の何倍もの額の借金を背負うことになってしまいました!
そこで、今回は借金に対しての思いをお話ししたいと思います。
ローンは悪なのか?
私自身、つい最近まで借金はしてはいけないもの!と思い込んでいましたが、
その思いが根底から覆された、というお話です。
私は、10年以上前に一度自宅を購入したことがあります(←後に売却することになりましたが、、、)。
当時、生涯初めて多額の借金を背負うことになったのですが、
その時の思いとしては、
- 60歳でサラリーマン定年になるまでには完済できる無理の無い返済計画
- コスト(リスク)を確定させるために、安い変動金利ではなく、固定金利を選択(当時は変動金利住宅ローンで1%台半ば、固定で2%台半ばでした。)
- 給与からの余剰金を貯めて繰上返済し、できるだけ早期に完済する
これらは、極力リスクを抑えた方法であり、サラリーマン給与の中から返済しないといけないプレッシャーと不安感から沸き起こったものです。
サラリーマン給与は何時どうなるかわからないし、借金はできるだけ小さく、利息は単純にコストだからできるだけ早く返そう。
そう、当時は考えておりました。
「良い借金」か「悪い借金」か?
考えが変わったきっかけはセミナーでした。
「良い借金と悪い借金」とか、「投資と消費の違い」を学んだことがあります。
借金の対象は、消費か?投資か?
後のリターンが期待できるなら投資。
一時の楽しみのためだけなら消費。
そして投資であれば、適切なリスクの範囲内で積極的に借金をするが、消費であれば借金をしない。
例えば、優良な不動産投資であれば年収の何倍でも借金はするが、
高級車を買うためだけであれば、年収の何分の一でも借金しない。
こんなイメージです。
この出費は消費?投資?
この考え方を学んでからというもの、借金をする時のみならず、物を買うときはいつもこれを意識するようになりました。
これは消費かな?投資になるかな?
これは今支払っても将来何の果実にも繋がらないからやめておこう!
とか、
ちょっと高いけど、将来何かに活かせそうだ、と思えば思い切って購入する。
結果、今現在、都心・中古・区分ワンルーム投資に対し、年収の何倍もの借金をしておりますが全く不安はございません。
何故なら、その投資がきっちりと果実を生み続けているからです。
そのお陰で、私の給与収入からは一切借金返済に充てられず、家賃収入で完全に賄われております。
そしてこれからも長い期間、この状況が続くという相場観を持っているためです(この辺り詳細は以前のブログをご覧下さい→都心ワンルームの根強い賃貸需要)。
その代わり、、、
その代わり、自宅は賃貸のままです。
サラリーマンであることの大きなメリットであるお金を借りる力を、最大限投資ローンに使ったためです。
以前は、サラリーマンは自宅を構えて一人前、と思い込んでいた時期がありました。
でも、それは単なる保有欲を満たすだけ。
折角のサラリーマンとしての信用力を自宅購入(消費)に使うのはもったいない、と考えるようになりました。
そのほか、例えば私の場合には、車も持っておりません。
私にとっては車も消費で、その分、ちょっと高めの家賃でも駅近の住居を選択しました。
もちろん借金はリスクだけど、、、
もちろん、借金はリスクの塊で、想定外の金利上昇による返済負担の増加も十分考えられます。
しかし、そんな時でも、賃貸ニーズの強い優良不動産であれば、売却によるクローズもそれほど難しくないと予想しております。
だからこそ、私は賃貸不動産本来の目的である賃貸ニーズが根強い、都心・中古・区分ワンルーム投資を選びました。
良い借金であれば、ある程度の額になったとしても全く怖くないのです。 ‘