
こんばんは!
木下純平です。
前回は私が投資している唯一の海外不動産、フィリピンのプレビルド物件について、私には時期尚早だったかなぁ、というお話しをいたしました。(前回ブログはこちら→実録!フィリピンプレビルド物件投資)
今はサラリーマンを続けながら、地道な資産形成を行っている道半ば。
実際、こちらの物件はまだ建設中の状態で収益を生み出しているわけではありませんし、
私の当初の目的には合わない投資方法でした。
それでも、やはり気になってしまう。
ちょっと、試しにトライしてみたくなるような、ふしぎな魅力がある投資だな、と実は今でも思っております。
この投資、これから先どうなるかわかりませんが、
フィリピンプレビルド物件への投資について、もう一度振り返ってみたいと思います。
どんなリスクがあるか?
都心・中古・区分ワンルームにはないリスクとして考えてみました。
- 建設リスク
様々な理由で、建物が完成まで至らない事が新興国の新築工事では結構ある、ということを後から知りました。
- 為替リスク
これは不動産だけではありませんが、特に変動幅の大きい新興国通貨は価値の下落に注意が必要です。現地通貨のまま保有していずれ現地で使う、ということであれば問題ないですが、、、。
- 政治リスク
政治情勢で投資環境が大きく変化する可能性があります。例えばマレーシアの政権交代で鉄道プロジェクトが見直されたように、投資先で期待していたイベントが危うくなるリスクもあるんだなぁということ。
- 経済リスク
特に新興国は成長率が高く楽しみな反面、急に情勢が悪化することも十分にあり得ますね。
- 管理リスク
そもそも物件建設がうまくいったとして、果たして賃貸付けは大丈夫なのかな?とか、建物管理は大丈夫かな?というリスク。
ここは私自身経験が無いので、実際にスタートしてみてどうなるか。期待半分不安半分という所で確信ではありませんが、期待にかけて見切り発車しました。
とりあえず、こんなようなことを考えてみました。
良い面は?
一方、逆に良い面も考えてみました。
- 低価格・高利回り
私が、2年前にこの物件への投資を行った理由は、何と言ってもこの魅力でした。当時私が買い進めていた、都心・中古・区分ワンルームマンションの4分の1程度の価格で始めることができ、利回りもそれを2~3%上回ることができることは大きな魅力でした。
- 人口が多く、かつ人口ピラミッドも理想的
フィリピンは人口も多いですが、魅力は日本と異なり若い人が多い人口ピラミッドを持っている点です。ここに非常に将来性を感じました。
- 経済発展が著しい
既に世界のBPOセンターという独自の特徴持っており、外資系企業からも注目を浴びるような魅力的な産業も持ってます。
インフラ整備も急ピッチで進められている模様です。

- 教育熱も高い
フィリピン人は英語も堪能で、大学も多く進学率も高いとのこと。
- 法が比較的整備されている
外国人による建物の所有権や登記制度等の法が比較的きちんと整備されている。
- 国自体に活気がある気がした
初めてマニラを訪れた際の印象は、“先進国と何ら変わらない!”でした。
マカティなど散策していても、ローカルがショッピングモールで買い物をしながら、きれいなレストランで食事をしている。ここは銀座か新宿か、といった印象でした。

やっぱりトライしてみたい!
今でも海外不動産やフィリピン不動産について十分に理解できたわけではありません。
また、実際に収益を上げるようになるまでの期間が長いことは、当初の想像以上に精神的な負担になることも、実際やってみて漸く理解しました。
それでもやはり、投資してみたくなってしまう魅力的な国フィリピン。
私は、日本政策金融公庫からの資金調達にも成功したこともあり、怖いもの知らずの状態で投資に踏み切りました。 いつかこのブログで収益報告できることを夢見ながら、引き続きモニターしてまいります。