
こんばんは!
木下純平です。
先日、今後の不動産投資トレンドのヒントになる様な興味深く、そして私にとっては脅威にも思える新聞記事を見つけました。
極狭アパートが人気!
居室の広さが約3畳の都心極狭アパートが若者に人気という記事です。
部屋全体の広さがロフトを併せてもせいぜい13平米で、一般的なワンルーム物件の約半分。
それでも「都心の極狭物件は生活の無駄を省くための究極の手段」とのことで、20代〜30代の学生や会社員に非常に人気が高く、入居率は常に99%を維持しているらしいです。
ミニマリスト
この投資のポイントは、「ミニマリスト」と呼ばれる、ものを極力省いて身軽な生き方を目指す最近の若者の生き方に通じていること。
高級車や持ち家がステータスであった私が若いころの感覚とは全く違うトレンドです。
私自身、肌感覚としてなかなか理解しづらい部分は正直あるのですが、この30年で時代は大きく変わったようです。
投資で成功するためには“トレンド”を“ビビッド”に“キャッチ”することが大事なため、ここは自分の肌感覚は無視した方がよさそうです。
無駄な時間も省く!
もう一つのポイントは、同時に時間の無駄も省く、ということです。
極狭でも都心にあることで、通勤・通学の時間を省き、余った時間を自己研鑽などに効率よく使う。
加えて、都心でも極狭なため家賃も安く抑えられるとくれば、若者に人気が出るのも理解できます。
やはりロケーションが重要!
この記事を見て、都心に人気が集まる部分は私の思惑通りでした。
私が将来のお金の不安を少しでも軽減するために講じている、都心・中古・区分ワンルームマンション投資でも、都心というロケーションに拘って投資をしております。
極狭人気は脅威!
一方で、通常ワンルームよりも極端に狭くて安いところに人気が集まっていることは、都心中古区分ワンルームマンション投資をしている私からしたら少し脅威に感じました。
もし、この都心・極狭アパートのトレンドが今後さらに強まった場合、テナントのターゲットが20代~30代の独身者中心で完全に被っているため、テナントが極狭アパートに取られてしまいかねないからです。
そうなると、激しい賃料引き下げ競争に巻き込まれ、20㎡超の通常のワンルームマンションは、投資額の観点で圧倒的に不利になってしまいます。
今後も都心極狭アパートはチェック
今のところ、私が所有している通常のワンルームマンションの賃貸需要は非常に強いです。
(以前のブログもお読みください→都心ワンルームの根強い賃貸需要!)
テナント付けにも全く苦労せず、賃料は漸増傾向でうれしい誤算と感じるほどです。
しかし、トレンドは常に変化していくものなので、いつまでもこの賃貸需要が続くとは限りません。
今後もこの都心極狭アパートの動きには目が離せないと思いました。