
こんばんは!
木下純平です。
前回、前々回では主にローンの繰上返済について書いてきました。
都心・中古・区分ワンルーム投資の成功のポイントは繰上返済。
節約できるのはローン返済額の中の利息の部分。
繰上返済の効果の計り方などなど。
そして、一口に繰上返済と言っても奥が深く意外と難しい。
こんなお話しでした。
(以前のブログもお読みください→どうやって繰上返済すればいいのか?)
繰上返済で後悔しないために、、、
そこで今回は、近い将来自分が繰上返済するときのために、もう少し考えをまとめておこうと思います。
まず、月々の生活費について、今と変わらずサラリーを得ることができていて、日常に特段の問題が無いとすれば、余剰資金ができた場合、普通に期間短縮の方法を選ぶでしょう。
そして、私は複数のローンを抱えているので、
前回ブログでお話ししたような注意点を確認しながら、最も効果の高いローンを選んで繰上返済すると思います。
ここまでは前回のブログで書いた内容です。
本当に繰上返済してもいいの?
でも実際はもう少し広く考察しようと思っております。
どういうことかというと、
繰上返済資金として貯めたお金を本当に繰上返済に使ってもいいかどうか?
の考察をしようと思っております。
即ち、繰上返済で得られるコスト節約額を上回るような投資は他にないかどうか?ということをその時点で念のため確認しようと思っております。
将来のお金の不安軽減のための対策という目的で仕込みがひと段落したとすれば目的の変更です。
次は将来ではなく、今の生活を豊かにする目的でいろんな対策を取ろうと考えております。
攻めか?守りか?
従って、余剰資金ができた場合、特に使いみちがないのであれば、
繰上返済でコストを下げるのか、
もしくは別の投資によって大きなリターンを狙いに行くのか?
他のおいしい難易度の高い不動産案件などがあればトライしてもいいかもしれませんし、
株とか債券とか、
最近なら仮想通貨とかでも面白いかもしれません。
但し、それらはリスクもリターンも都心・中古・区分ワンルーム投資とは全く違いますし、将来のお金の不安軽減のための投資にはならないと思います。
でも、今の生活を豊かにするという別の目的であれば、都心・中古・区分ワンルーム投資より合理的なリスクテイクかもしれません。
その時々で臨機応変に!
話が大きく広がってしまいましたが、言いたいことは、
お金が貯まった場合、繰上返済ときめつけずに、柔軟にその時々の状況を判断することが大事だな、
と思っていることです。
生活費がタイトになっていたら、、、
話を元に戻して、もし、月々の生活費がタイトになっていた場合はどうするか?
子供の教育費など何かと出費が大きいですし、
病気になったりするかもしれませんし、
サラリーが減るかもしれません。
そんな時は余剰資金ができたとしてもあまり考える余地はなく、
期間そのままの月々返済額を小さくするタイプの繰上返済を選択すると思います。
そんな状況は望ましくありませんが、将来はどうなるかわかりませんし、そんなケースも想定しております。
単独ローンでも考え方は同じ!
仮に、一本のローンでも基本的には考え方は同じだと思います。
繰上返済を選択した場合、どのローンを選ぶかという手間は省けると思います。でも、その余剰資金をどうするか?という観点では、他の投資方法との比較など、既述のような考察は必要と思われます。
住宅ローンでも同じ!
私は持っておりませんが、住宅ローンをお持ちの場合でも同様です。
特に住宅ローン控除を受けている場合には、税務メリットを手放してまで繰上返済するのかどうか考察は必要と思われます。
やはり自己分析!
以上、話がいろんなところに飛んでしまいましたが、
常に自分がどうしたいか?
どうなりたいか?
の自己分析はやっぱり大切だと思います。
繰上返済を目標にお金を貯めてきたとしても、いざ使うときは意外と考えることが多くて、投資することと同じくらい難しい行為だと思います。